1. TOP
  2. プロジェクト一覧
  3. さっぽろ未来創生プロジェクト

関連するSDGs目標

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
お問合せフォーム

地域再生計画の目標

【地域の現状及び課題】

札幌市の人口動態における自然動態は、2009年に死亡数が出生数を上回る自 然減少に転じ減少規模は一貫して拡大を続けている。社会動態は、転入超過とな っているが、ここ数年のうちには自然減が社会増を上回り、札幌市においても人 口減少社会の到来が予想される。

2015年の国勢調査をもとに独自に推計した将来推計人口では、札幌市の人口 は、2060年には155万人になり、2015年の195万人から40万人減少する見込み である。また、生産年齢人口は、2060年には76万人であり、2015年の124万人 から48万人減少することが見込まれている。

自然動態の特徴として、合計特殊出生率が全国的にみても低位(2018年: 1.14)であり、女性の未婚率の高さと夫婦間の子どもの数が少ないことが要因と なっている。結婚・出産に対する市民の意識調査結果からは、いずれも経済的不 安が要因と考えられる。また、持つつもりの子どもの数が持てない場合の理由と して、年齢や健康上の不安をあげる方の割合が最も高く、近年の晩婚化・晩産化 が影響している可能性がある。このような現状を踏まえ、子どもを生み育てたい と願う人々の希望がかなえられ、安心して子どもを生み育てられる環境づくりが 求められる。

社会動態の特徴として、20歳代で道外への大幅な転出超過(2018年:2,756 人)となっており、転出先は主に首都圏となっている。若者の転出超過が続いて いることについて、地元就職の希望がかなっていないことに加えて、就職先にこ だわらない学生の多くが道外企業を選んでいることがうかがえるほか、道外就職 決定者が札幌市・北海道にUターンを希望する理由に娯楽や教育といった理由を あげる割合が比較的少ないことなどが要因として考えられる。また、近年は経営 上の問題点として人手不足と回答した市内企業の割合は非常に高くなっており、 2018年の調査では、建設業、運輸業、情報通信業では7割超、飲食・宿泊サー ビス業、福祉・医療などのその他のサービス業は5割超となっている。このよう な現状を踏まえ、学生はもとより、より多くの人に選ばれる魅力がある雇用環境 づくりと札幌ならではのまちの魅力向上が必要となる。

また、2019年3月に形成した、さっぽろ連携中枢都市圏(札幌市、小樽市、 岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市及び石狩市並びに北海道石狩郡当 別町及び新篠津村、空知郡南幌町並びに夕張郡長沼町により構成される圏域。以 下「さっぽろ圏」という。)においては、近い将来、人口が減少局面に入り、高 齢化率も急激に上昇することが推計されているうえ、さっぽろ圏の中長期的な将 来像や将来像の実現に向けた具体的な取組を掲げる「さっぽろ連携中枢都市圏ビ ジョン」におけるKPIの1つである「20~29歳人口における道外への社会増 減数」も悪化している現状にあり、さっぽろ圏の魅力・活力の低下につながりか ねないものである。

【目標】

これらの課題を踏まえ、人口減少の緩和を図るためには、「質の高い魅力的な 雇用を生み出すことで、札幌で働きたいと思う人の希望をかなえ、経済的な不安 を軽減し、市民がより安心して子どもを生み育てることができる環境をつくる。 さらに、そうした魅力的なまちの姿が人を呼び込み、経済が活性化することで新 しい雇用が生まれる」という市民が明るい未来を描くことができる好循環を実現 することが必要と考える。また、札幌市と交流人口の規模や経済、社会、文化、 住民生活等において密接な関係を有する、さっぽろ圏における将来を担う人材の 育成・確保を行い、まちの魅力・活力の維持・向上を目指すという視点も重要で あると考える。

そのため、「質の高い雇用創出と魅力的な都市づくり」と「結婚・出産・子育 てを支える環境づくり」により、人口減少の緩和を図る。

このプロジェクトをシェア!

プロジェクトを探す

CONTACT

お問い合わせ
  • 支援集めのご相談

    自治体・企業・団体様からの
    プロジェクト掲載等の
    お問い合わせはこちらからご連絡ください。

  • お問い合わせ

    当サービスに関するお問い合わせは
    こちらからご連絡ください。