関連するSDGs目標
概要
佐伯市は、大分県の南東部に位置する市で、2015 年の国勢調査における人 口は、72,211 人である。また国立社会保障・人口問題研究所によると、2045 年には人口が 41,738 人まで減少し、年少人口の総人口に占める割合は 2015 年の 11.1%から 9.6%へ減少し、生産年齢人口の総人口に占める割合も 52.0%から 43.0%へ減少すると推計される。一方で、老年人口の総人口に占 める割合は 36.9%から 47.4%へ増加すると推計され、少子高齢化が進んで いくと考えられる。 人口減少の原因は出生数の減少(自然減)、郊外型のショッピングモール の出店や高速道路の延伸などによる中心市街地の衰退に伴う若者の流出(社 会減)などが考えられる。 人口減少や少子高齢化により、このままではさらに子どもを産み育てる親 世代が減少し、産業の担い手が不足するなどの問題が生じ、ひいては地域経 済が衰退していくことが懸念される。 これらの課題に対応するため、「仕事を育て、仕事を創る」、「佐伯市への 人の流れを促す」、「結婚、出産・子育ての希望をかなえる」、「街・浦・里が 支え合い、高め合う」の4つを基本目標とし、超少子高齢化・人口減少に歯 止めをかける。