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倶知安町まち・ひと・しごと創生推進計画

関連するSDGs目標

  • すべての人に健康と福祉を
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

まち・ひと・しごと創生法の趣旨を踏まえ、少子高齢化対策と人口減少という危機感を共有しながら、倶知安町においても2016年2月に「倶知安町人口ビジョン」及び第1期の「倶知安町まち・ひと・しごと創生総合戦略」(2015年度~2019年度)により取組を進め、2020年3月には、第1期の検証を踏まえ、第2期の「倶知安町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定した。倶知安町の国勢調査における人口推移では、人口のピークは1965年の19,738人で、以降1985年には18,892人、2005年には16,176人、2015年には15,018人と人口減少が続いており、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2060年には7,804人となると見込まれている。人口の自然増減について、住民基本台帳に基づく出生数は1995年度以降、概ね140人から180人前後で推移していたが、2016年以降は125人前後で推移している。他方、死亡数は微増傾向にある。1995年度以降、死亡数より出生数が多い自然増の状態が続いていたが、現在は自然減の傾向にあり、2017年は50人、2018年は27人の減少となっている。

社会増減について、転入は1995年度以降、ほぼ横ばいで推移していたが、2012年度頃より増加傾向にあり、2018年には3,000人を超えている。転出は1995年度の1,972人から減少傾向が続き、2005年度に958人まで減少した後、増加に転じ、2018年は2,769人となっている。転入数から転出数を引いた社会増減は、減少の傾向だったが、2012年度から増加の傾向が見られる。

なお、倶知安町の総人口は減少傾向にあるなか、外国籍住民は年々増加しており、2020年の1月には過去最多の2,602人となっている。冬期間だけでなく、通年で暮らす外国籍住民も増えており、外国人との共生を目指したまちづくりは本町の課題のひとつとなっている。さらに、20代から30代の若い世代の転入が多く、出生数もほぼ横ばいで推移しているが、札幌市や近隣町村への転出超過が見られることから、近年の地価・賃貸住宅の家賃高騰による住宅事情の悪化への対策や、若い世帯の子育て・子育ち環境の整備・支援策を進める必要がある。また、倶知安町は、外国人観光客の増加や海外投資によるホテル、コンドミニアムなどの建設によって、世界有数の国際リゾート地へと発展を続けているもの

の、課題である冬季に観光客が集中する状況は改善されておらず、サービスの質の向上のためにも通年型観光を目指し、夏季の継続的誘客や新規コンテンツの掘り起こしなど、閑散期底上げの戦略的な対策を進める必要がある。さらに、産業や雇用の分野において、人口の減少による労働力不足は、雇用量や質の低下、後継者不足などの問題につながる。農林業においては、担い手の不足により耕作放棄地の増加等が進み、地域によっては人口減少がさらに深刻化するおそれがある。また、新幹線駅開業や高速道路開通を見越し、様々な分野で活発な動きがあるなか、昔からの商店街では小売店舗の閉店が増えており、商工業を支援することで、町のにぎわいと活力を創出し、観光地としての質と魅力を向上させ、持続可能な観光地づくりを進める必要がある。外国人観光客が多く訪れる国際リゾートを抱える本町は、2030年度末には、北海道新幹線・倶知安駅の開業、高速道路の開通等により、大きな転換点を迎える。交流人口が増加し、様々な文化や価値観を持った人との交流が生まれ、住民の生活は今まで以上に多様性を持つことになる。これらをしっかりと捉えるとともに、下記の基本目標を掲げ、人口減少の抑制と倶知安町の創生に向けた取組を計画的に推進していく。

・基本目標1くっちゃんで暮らす幸せを感じる

・基本目標2くっちゃんで交流する幸せを感じる

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