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美幌町まち・ひと・しごと創生推進計画

関連するSDGs目標

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

4-1地域の現状

美幌町は、北海道の東部、オホーツク管内のほぼ中央部に位置し、女満別空港が近く、石北本線や国道4路線、道道6路線が縦横断する道東の交通の要衝となっています。面積は438.41㎢、人口は約19,000人で、気象はオホーツク海沿岸と北見内陸地帯の中間に位置することから、オホーツク海流、海霧、流氷の影響を受け、冬は-20度前後、夏は30度前後になることもあるなど、寒暖の差が大きくなっていますが、降水量は年平均700ミリメートルと少なく、国内でも有数の日照率の高さを誇っています。主な産業は農業で、小麦、てん菜、馬鈴しょ、玉ねぎなどが主に生産され、これらの農産物を原料とする加工業も多くあります。また、美幌町には、海軍航空隊時代から歴史がある陸上自衛隊美幌駐屯地が存置し、災害派遣活動などにより地域と密接な関係を築いています。

4-2地域の課題

日本で2008年(平成20)に始まった人口減少は、本町においては1985年(昭和60)から既に始まっていました。1985年の26,686人をピークに減少しており、20,296人(2015年国勢調査結果)まで落ち込んでいます。国立社会保障・人口問題研究所によりますと、2040年には11,941人となり、2010年比で総人口が約55%となる見込みです。この減少傾向は、死亡数が出生数を上回る自然減と、転出者数が転入者数を上回る社会減の状況が続いていることが原因となっています。総人口の推移に影響を与える自然増減については、2008~2012年(平成20~24)の合計特殊出生率の平均が「1.64」となっており、全国及び北海道平均と比べて高い水準を保っていますが、2004年(平成16年)以降、出産可能年齢人口が減少するとともに高齢化が進む中で、出生数が死亡数を下回る自然減に転じ、その差は年々拡大しています。

社会増減については、1980年(昭和55)から2018年(平成30)に至るまで、転出超過の状況が続いています。年齢階級別の人口移動では、50代、60代において転入超過がわずかにあるものの、10代から20代における転出超過が著しいことから、総人口の減少に大きな影響を与えています。10代~20代の転出超過は、進学や就職を機に転出する状況が多いことが推測され、その結果、年齢階級別の就業者数についても、若い世代の減少傾向が続いており、就業者全体の高齢化も進んでいます。また、若い世代の中でも、特に20代女性の転出超過の傾向は、出生数低下の一因になっていると考えられます。

将来人口の推計について、町独自で推計したものでは、2040年の総人口は、2010年から44.6%の減少となり、その中でも20~39歳の女性人口は62.2%の減少が見込まれており、その減少幅が特出しています。以上のことから、本町は、人口減少の進行により、少子高齢化、若年世代の流出による就業人口の減少、経済規模の縮小へとつながっていき、更なる人口の減少を招く悪循環に陥る事態に直面しています。

4-3目標

人口の減少は出生数の減少(自然減)や、本町の基幹産業である農林業の担い手の減少、雇用の機会が減少したことで、若者が町外へ流出(社会減)したことなどが原因と考えられます。これらの課題に対応するため、次の基本目標を掲げ、町民の結婚・妊娠・出産・子育ての希望の実現を図り自然増につなげます。また、移住を促進するとともに、安定した雇用の創出や地域を守り活性化するまちづくり等を通じて、社会減に歯止めをかけます。

・基本目標1地域の基幹産業を守り育て、強化するとともに新たな産業と雇用の場をつくる

・基本目標2「びほろ」らしさを活かして、ひとを呼び込み・呼び戻す

・基本目標3このまちで出会い結婚し、子どもを生み育てたいという希望をかなえる

・基本目標4住み続けたいと思える生活環境を整える

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