関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
本町の総人口は、1960(昭和35)年の15,676人をピークに減少し、2015(平成27)年の総人口は5,008人となっており、ピーク時に比べ68.1%の減少となっている。人口減少率(2010年→2015年)は、オホーツク管内でも最も高くなっている。本町における結婚・出生に関する傾向をみると、20歳~39歳の有配偶率は男女ともに減少傾向で推移しており、また、2010(平成22)年の出生数における30歳以上の母が生んだ子どもの数は5割を超え、晩産化が進んでいる。合計特殊出生率は、全国平均を上回る値で推移し2008年-2012年は1.51となっているが、減少傾向で推移しており、2018年に実施したアンケート結果では、今後10年間で力を入れるべき取り組みとして、30代では「保育サービスや子育て支援」が上位となったことから、子どもの医療費や保育料等の軽減を図り、本町で子育てをする世代の経済的負担を軽減し、津別町で安心して子育てができる環境を一層充実させる必要がある。
人口移動の傾向をみると、「15歳~19歳」「20歳~24歳」の進学・就職による転出が多く、特に「15歳~19歳」は恒常的に転出超過となっている。また、中高年世代においては、子どもの小・中学校への進学、高齢者の介護等を機に転出するケースもみられる。こうした状況が今後も改善されなければ、2040(令和22)年における津別町の総人口は2,491人まで減少すると予想(社会保障・人口問題研究所の推計)され、基幹産業を含む産業全体で、後継者や従事者の不足が課題となっており、地域経済の低迷が引き起こされる。
このため、地域資源を活用したコンパクトなまちづくりに取り組み、子育て世代や高齢者が安心してくらせる環境整備と雇用の場を創出することによって、かつてのDIDを中心とした「まちなか地区」を再生し、現在の「まちなか地区」の人口を10年後においても可能な限り維持する。また、これと並行して。既に過疎・高齢化が進み、今後も人口減少のスピードが加速すると予測される「周辺地区」については、基礎的な生活関連サービスを維持するとともに、学校跡地等を利用し3つの拠点を設置し、各地区の特徴を生かした生活と仕事の場を確保する。なお、以下の事項を本計画の基本目標として掲げ、目標の達成に取り組む。
・基本目標1津別町にしごとをつくり安心して働けるようにする、これを支える人材を育て活かす
・基本目標2津別町への新しいひとの流れをつくる
・基本目標3若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる、誰もが活躍できる地域社会をつくる
・基本目標4時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する