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遠野ふるさと再生プロジェクト

関連するSDGs目標

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

【地域の現状及び課題】

(人口)

遠野市は、旧遠野市、旧宮守村が2005(平成17)10月1日に合併して誕生し、合併時の人口は32,364人となっている。市村合併から15年が経過し、本市人口は2019(平成31)3月末現在で26,899人まで減少し、高齢化率は男女あわせて39%となっている。国立社会保障・人口問題研究所による将来見通しでは、2025(令和6)年には約23,000人になると推計されている。

(地理的・自然的特性)

本市は、岩手県を縦断する北上高地の中南部に位置し、東西、南北ともに約38km、総面積は825.62k㎡ある。内陸と沿岸を結ぶ交通と産業の結節点の要所にあり、近年は自動車専用道路開通や交通の難所となる峠道へのトンネル完成により、県央部の東北新幹線や空港、東北自動車道、三陸自動車道へのアクセスが飛躍的に向上している。標高1,917mの早池峰山を最高峰に、標高300mから700mの高原群が周囲を囲み、市域の中央部の遠野盆地に中心市街地を形成している。

(産業)

広大な自然と冷涼な気候のもと農林業を基幹産業としており、稲作を中心としながら野菜・果樹、畜産業と組み合わせた複合経営されており、本州一の乗用馬生産地としても知られている。なかでも、当市は日本で最大のホップ栽培地であり56年にわたり良質なホップを生産し、2018(平成30)年の収穫量は約43tとなっている。

(観光)

本市においては四季が織りなす美しい田園風景や里山景観が維持され、日本の原風景として全国の人々に親しまれ、柳田国男の「遠野物語」に代表される歴史と文化が今も伝承され、南部曲がり家を移築した「遠野ふるさと村」や「遠野物語の館」等の観光施設に観光客が訪れているものの、東日本大震災以降、沿岸部への観光に訪れる人が減少し宿泊客数も減少傾向にある。併せて周辺道路網整備が進み、宿泊を伴わない通過型観光への移行や少子高齢化・人口減少による国内旅行者数減少も予測されており、新たな観光資源・ターゲットの掘り起こしが急務となっている。

【目標】

上記の課題に対応するため、遠野市の特産品であるホップを観光振興・農業振興につなげていく官民一体となった取組みである「ホップの里からビールの里へ」を具現化するため、市内や首都圏でのイベント開催や地元での畑・施設見学、地元クラフトビール飲み比べ等ができるビアツーリズムの実施することによる観光・関係人口の増加につなげ、観光客数の減少に歯止めをかける。

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