関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
本市は,東日本大震災により,多くの尊い命とともに自然や財産など幾多のものを失い,市民生活や地域経済は壊滅的な被害を受け,沿岸部の地域コミュニティが崩壊した。また,本市の人口は,1980年(昭和55年)の92,246人(旧気仙沼市,旧唐桑町,旧本吉町の合計)をピークに減少しており,2015年(平成27年)国勢調査では64,988人まで減少し,国立社会保障・人口問題研究所によると,2045年(令和27年)には,2015年比で51.4%(33,396人)まで落ち込むと推計され,少子化や転出超過が続くと見込まれている。少子化の要因は,未婚率の上昇や晩婚化,若い女性の人口流出,女性の社会進出に伴う子育て環境の変化などであり,転出超過の要因は,市内に大学等の高等教育機関がないことや就職先の選択肢が限られることなどである。さらに,これらの直接的な原因のほか,情報化社会の進展に伴うライフスタイルの多様化,核家族化,地域コミュニティの希薄化,都市部との賃金格差,地域医療の衰退など,様々な要素が複雑に影響している。人口減少や震災の影響は,地域経済の落込みや担い手不足,行政サービスの低下を招き,小さな集落だけでなくまち全体の消滅が危ぶまれている。このことから,本市が抱える少子化や若者の流出による人口減少と全国平均から数年先を行く高齢化対策という課題に対応するため,次に掲げる政策目標の達成を図ることにより,人口減少に歯止めをかけ,地域活性化による持続可能なまちづくりを行う。
・政策目標Ⅰ育成・誘致により産業を振興し,「安定した雇用」「新たな雇用」を創出する
・政策目標Ⅱ人と自然が共生するまちをつくり,気仙沼ファンを育て,新たな人の流れをつくる
・政策目標Ⅲやさしさと安心に満ちたくらしを実現し若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
・政策目標Ⅳ協働と参加による自立した社会をつくり安心で豊かなくらしを大切にする風土と心を育む