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持続可能な「ホップの郷」づくり事業

関連するSDGs目標

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

4-1地域の現状

本市は秋田県の内陸南部に位置し、旧横手市平鹿郡8市町村が2005(平成17)年10月1日に合併して誕生した。合併時の人口は103,652人で秋田県第2の都市として豊かな自然と歴史的資産などの地域資源を生かしながら、魅力的な暮らしづくりを進めてきた。市の主要な産業は農業で、稲作を中心としながら野菜・果樹等を生産している。2016(平成28)年農林水産省統計での当市の農業生産額は282億円と県内市町村で最も高くなっており、りんごにおいては県内生産の5割を占めている。また、園芸作物を柱とする複合化が進み、一つの作物の販売額が6割未満の複合経営体も全体の2割を超え県内トップクラスである。「みんなの力で未来を拓く人と地域が燦くまちよこて」を目指し、「食と農からのまちづくり」による官民一体となった取り組みなど、様々な施策に取り組んでいる。中でも当市は日本でも屈指のホップ栽培地であり、これまで47年にわたり良質なホップを生産している。2017(平成29)年のホップ収穫量は56.5トンで、市町村別の生産量で日本一となった。(参考:2007(平成19)年から2011(平成22)年までも4年連続生産量日本一)

4-2地域の課題

市町村合併から約15年が経過し、人口は2020(令和2)年3月末現在で88,192人まで減少した。国立社会保障・人口問題研究所によると、今後の人口は急激に減少し続け、2040(令和22)年には約59,000人になると推計されている。基幹産業である農業においても、耕作者の高齢化による担い手不足等により栽培を断念する農家が年々増加傾向にあり、生産面積の減少も課題となっている。ホップ生産の現場においては、1989(平成元)年に生産者が133戸であったも

のが2019(令和元)年には40戸となり、併せて生産量についても142tであったものが42.4tでピーク時の約3割まで減少した。高齢化等による担い手不足が進行し、後継者の確保が急務となっている。

4-3目標

【概要】

本計画では、官民一体となって将来の横手市農業を支える担い手の確保、育成を図るとともに、農家の経営基盤強化、地域の特性を生かした作物や特産品の生産拡大、特にホップに関してはホップを通じて市内の子ども達の郷土愛を醸成し、また市外にホップ産地である魅力が認知されて「横手産ホップ」を次世代に継承することができる、持続可能な「ホップの郷」を目指している。2018(平成30)年6月には、持続可能なホップ産地づくりと横手産ホップを通じた地域活性化を目的とし、キリン株式会社と連携協定を締結。さらに、2019(平成31)年3月には、官民連携組織「よこてホッププロジェクト」を立ち上

げ、日本のホップ栽培をリードする「持続可能なホップ産地」づくり等各種事業に取り組んできた。その結果、ホップ生産の新規就農者が増えてきたものの、一方では高齢化等により離農する生産者がおり、担い手不足の解消には至っていない。ホップ生産量を維持するためにも、本計画を継続して実施し、さらなる後継者の確保を図っていく。

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