関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
4-1地域の現状
桑折町は、福島県中通り地域の北端に位置し、西に奥羽山脈、東に阿武隈高地と、周囲に山々が迫る福島盆地にあり、その中を阿武隈川が蛇行しながら流れている、自然豊かな環境である。近世は奥州街道と羽州街道の追分がある交通の要衝として栄え、今も重要な交通路として国道4号や東北自動車道、東北新幹線、東北本線が町の南北に集中的に整備されている。町の人口は、1955年の町村合併後から1985年にかけて15,000~16,000人程度で推移していたが、その後減少傾向を示し、2010年には12,271人となった。今後も減少傾向が続くことが想定され、現状のまま推移すると、2035年には10,000人を下回り、2060年には現在の半数である約6,000人程度まで減少することが予想される(出典:「国勢調査」「桑折町まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」)。人口減少の要因としては、出生者数が低下し死亡者数を下回ることによる自然減と、10歳代後半から20歳代の世代における大学進学や就職、結婚等による転出超過等による社会減が大きい。また、それらに伴って、小・中学校の児童生徒数も、1980年には2,038人だったものが、2010年には1,023人と半減している。
4-2地域の課題
4-1の現状で述べたとおり、このような状況を放置した場合、急激な人口減少により生産年齢人口(15~64歳)も減少し、地域経済規模も縮小することが懸念されるとともに、行政サービスや商業などの民間サービス、様々な地域社会活動など、町民生活に大きな影響を及ぼすことが懸念される。その影響を最小化するためには、町民全体、とりわけ若者や子育て世代が、希望や安心を持って暮らせる町にすることが重要である。
4-3目標
【概要】
本計画は、町内小・中学校においてICTを活用した教育を推進し、魅力・特色ある教育環境を形成することによって、桑折町を居住地として選んでもらえるような環境づくりを行い、転出超過傾向にある若者世代の流出を抑制するとともに、子育て世代などが町外から移住することを促進することをめざす。結果として、本町の人口流出を防止するとともに、移住を促進し、定住人口を増やすことが目標である。