関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
【地域の現状及び課題】
本市の人口も平成7年をピークに減少しており，76,020人（平成27年国勢調査）まで落ち込んでいる。国立社会保障・人口問題研究所によると，2060年には約36,700人となる見込みである。人口の内訳をみると，年少人口（15歳未満）は過去30年間一貫した減少，生産年齢人口（15歳～64歳）は全体人口と同様に平成７年を境に減少に転じ，高齢人口（65歳以上）は過去30年間一貫した増加を示している。社会増減（転入・転出）は平成17年頃を境に転出者数が転入者数を大きく上回る年が続き，社会減の状態が続いている。自然増減（出生・死亡）については，横ばい傾向が続いていたが，近年死亡者数は増加，出生者数は減少となっており自然減も大きくなっている。人口の減少は出生数の減少（自然減）や，大学等への進学，結婚，就職をきっかけに市外へ転出してその後地元に戻らない若者の増加など（社会減）が原因と考えられる。このまま人口減少・少子高齢化が進行すると，次のようなことが懸念される。
・総人口の減少と少子高齢化の進展により，高齢者を支える現役世代の減少による，住民全体の負担増が懸念される。
・核家族化や独居老人の増加により，子育てに関する両親への負担増大，高齢者の介護等に関する地域や行政への負担増大へ懸念がある。
・人口動態としては自然・社会ともに減少傾向であり，社会動態では大学入学や就職時期での転出超過と石岡市へ戻る人の減少，また，主要通勤先（土浦，つくば等）への転出超過という現状がある。魅力ある就業先の不足及び通勤時間の短縮につながる利便性の高い通勤交通手段の不足が課題となっている。
・自然動態では出生者の減少と高齢化の進展に伴う死亡者の増加があり，全国や県平均に比べて低い合計特殊出生率となっている。
・本市の従業者数は減少しており，農業従事者や製造業従事者の減少，農業従事者の高齢化と後継者不足が課題となっている。
【目標】
これらの課題に対応するため，次の事項を基本目標に掲げ，市民の結婚・妊娠・出産・子育ての希望の実現を図り自然増につなげる。また，移住を促進するとともに，安定した雇用の創出や地域を守り活性化するまちづくり等を通じて，社会減に歯止めをかける。
・基本目標１市の強みを活かした安定した雇用の創出
・基本目標２市の魅力を活かした新しい人の流れをつくる
・基本目標３若い世代の結婚，出産，子育ての希望をかなえる
・基本目標４時代に合った地域をつくり，安心で心豊かな暮らしを守る
