関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
【現状と課題】
本町の人口は、1995年の10,312人をピークに減少に転じることとなり、2015年の国勢調査では8,786人、2019年の茨城県常住人口調査（四半期報）では8,319人となっている。国立社会保障・人口問題研究所による将来人口推計によると、2060年には3,355人まで減少する見通しとなっています。年齢三区分別人口の推移について、年少人口（15歳未満）は、2000年から減少し、15年間で694人の減少し、2015年は896人となっています。生産年齢人口（15～64歳）は、2000年から減少が続いており、その中でも2010年と2015年の間の幅は大きく、888人減となり、2015年は5,405人となっています。老年人口（65歳以上）のみ増加をみせており、1980年には955人であったものが、2015年では2.5倍以上の2,407人となっています。人口動態については、死亡数が年々増え続けているのに対し、出生数は減り続けているため、1990年代に10人前後であった自然増減の差が、2017年には約7倍の71人となっており、2020年には103人の自然減となっています。合計特殊出生率は全国及び茨城県全体よりも大幅に低くなっています。また、全国・茨城県の合計特殊出生率が上向きに推移し始めているのに対し、五霞町は減少傾向にあり、2008年から2012年は1.01となっています。社会増減の推移では、2002年以降、転出者が転入者を上回る傾向にあり、転出超過が続き、2020年には24人の社会減となっています。
本町には、雄大な自然と人々の暮らしを支え育む利根川・江戸川を始め、田園・緑地環境など水と緑に育まれた、豊かな自然環境があります。この豊かな自然環境を有しつつ、広域的な道路網を軸に持つ本町の立地条件といった強みや特徴を生かして、訪れてみたい・住んでみたい・暮らし続けたいと思ってもらえるまちを創っていく必要があります。また、本町における人口減少や少子高齢化は当初の予測を超えて進行しています。時間の経過とともに公共施設等の老朽化や機能の低下が発生し、行政サービス水準の低下や地域公共交通の撤退・縮小、生活関連サービス（小売・飲食・娯楽・医療機関など）の縮小、道路・橋・上下水道といったインフラ維持・管理の負担縮小など、様々な面で縮小せざるを得なくなることが想定されます。これらの課題解決に向けて、五霞町では第６次五霞町総合計画の第３編重点プロジェクトを五霞町まち・ひと・しごと創生総合戦略として位置づけました。そこに定めた、以下の２つの重点プロジェクトにおける６つの基本目標をもとに、本計画においても基本目標として掲げ、取り組みを進めていきます。
【重点プロジェクト及び基本目標】
重点プロジェクト１－活力あるまちづくり戦略
五霞らしさを個性として発信し（関心）、地域に関わる人を増やし（関係）、そして自然と共生した暮らしに期待してもらい住んでみたいと思ってもらえる環境を共に協力してつくり（共感）（協創）、コンパクトで住みよいまちの暮らしの良さを愛し誇りをもってもらう（愛着）（誇り）ための施策を重点的に展開し、人口減少社会においても豊かな暮らしのあるまちを目指します。
・基本目標１ようこそ五霞へ！心をつかみ、地域とつながるまちづくり
・基本目標２いいよね五霞！共感があふれ、協力して創るまちづくり
・基本目標３五霞がすき！まちを愛する人がいっぱいのまちづくり
重点プロジェクト２－持続するまちづくり戦略
将来の人口規模に見合う身の丈にあった“まち”のサイズにし（適正・最適）、住民・地域コミュニティ・民間事業者・行政など関係者全員が、“まち”の構成要素であるモノや空間・サービスを共有する中で課題を解決し（共有・連携）、そしてICTなどの技術革新や新たな制度や仕組みの導入、まちづくりのアイデアを投入し（挑戦・革新）、人口減少社会においても住民が幸せに暮らせる環境が持続するまちを目指します。
・基本目標４身の丈サイズの五霞へ！ぴったりがちょうどいいまちづくり
・基本目標５皆が助け合う五霞へ！ヒト・モノ・サービスに加え、ココロ（心）も分かち合うまちづくり
・基本目標６進化する五霞へ！挑戦と革新で元気になるまちづくり
