関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
埼玉県の2045年(令和27年)の生産年齢人口(15~64歳)は、ピーク時の2000年(平成12年)の501万人から349万人へと30%減少する。また、2015年(平成27年)から2025年(令和7年)にかけて、埼玉県の高齢者(65歳以上)は約24万人増加し、高齢化率は28%に上昇すると見込まれる。生産年齢人口の減少に伴い就業者数も減少すると予想され、労働力の減少に伴う本県の社会経済の活力低下が懸念される。そして、高齢化により、医療や介護サービスに対する需要の増加などへの対応が必要となっている。また、今後は高齢者世帯が占める割合が高くなると見込まれるため、高齢者が安心して地域で暮らせる社会づくりを進めることも重要である。これらの課題に対応するため、若者の流出を抑え子育て世代の転入を進めるなど人口が増加するための施策や結婚・出産・子育ての希望をかなえるための施策を進め、本県の今後迎える構造的な変化に戦略的、積極的に取り組んでいく。
なお、取組を進めるに際しては、本県の強みを十分に生かすことが必要である。本県は東京都に近接し、都道府県の中で人口規模は5位という優位な地位にある。巨大な首都に接していることから生じる課題も多いが、都心と結ばれた鉄道・交通網や、全国と首都を結ぶ交通の結節点となっていること、3千万人を超える大消費地を有していること、それを生かした産業集積や、都心にはない豊かな生活・自然環境などに恵まれている。こうした強みを最大限に活用する必要がある。このような点を踏まえながら、次の基本目標を掲げ、取り組んでいく。
・基本目標1県内における安定した雇用を創出する
・基本目標2県内への新しいひとの流れをつくる
・基本目標3県民の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
・基本目標4時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守る