関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
本市の人口は、2012年9月の住民基本台帳人口51,218人をピークに減少を続け、2015年には49,184人(国勢調査)、2019年10月には49,226人(住民基本台帳)まで落ち込んでいる。大網白里市人口ビジョンの将来人口推計では、2030年の住民基本台帳人口は44,370人、2060年では26,339人となる見込みである。本市の年齢構成は、第1次ベビーブーム世代の60~74歳が突出して多い一方で、それを下支えするはずのジュニア世代が少ないという特徴がある。年齢3区分別人口をみると、年少人口(0歳~14歳)は、2009年は「6,488人」だが、2019年には「5,255人」となり、10年間で「1,233人」減少している。生産年齢人口(15歳~64歳)は、2009年は「33,528人」だが、2019年には「28,420人」となり、10年間で「5,108人」減少している。老年人口(65歳以上)は、2009年には「11,179人」だが、2019年には「15,551人」となり、10年間で「4,372人」増加している。推計においても、2020年で年少人口「5,139人(構成比10.5%)、生産年齢人口「27,933人」(構成比57.2%)、老年人口「15,737人」(構成比32.2%)、2040年で年少人口「3,243人(構成比8.4%)、生産年齢人口「18,724人」(構成比48.6%)、老年人口「16,521人」(構成比42.9%)、2060年で年少人口「2,067人」(構成比7.8%)、生産年齢人口「11,628人」(構成比44.1%)、老年人口「12,644人」(構成比48.0%)と推計されており、特に生産年齢人口の減少が大きいと見込まれる。
現在、進行する人口減少は主に自然減によるところが大きく、2002年以降自然減の傾向が続いており、2019年には343人の自然減となっている。なお、2018年における合計特殊出生率は、千葉県のデータでは「1.23」となっているが、国(1.42)や県(1.34)を下回っている。社会動態においても社会減が拡大傾向にあり、2019年の社会減は70人となっている。人口減少が進展すると、ベッドタウンとして発展してきた本市においては、税収に占める個人市民税の比率が高いことから、生産年齢人口の減少が市財政に与える影響は深刻なものとなる。また、地域の担い手減少や地域産業の衰退、地域コミュニティの衰退といった課題が生じる恐れがある。こうした課題に対応するため、本計画において次の目標を掲げ、子育てしやすい環境の一層の充実と、企業等の誘致による働く場の創出により、働き、子育てする世代を呼び込み、活力あるまちづくりに取り組む。また、JR大網駅周辺や主要幹線道路沿いの都市基盤の整備、観光資源の活用など、魅力あふれるまちづくりにより、関係人口の拡大・創出を図る。さらに、安全で安心なまちづくりを着実に進め、本市基本構想で掲げる将来像「住みたい・住み続けたいまち」の実現に向けた取組みを強化することで、自然・社会動態の両面において増加を目指す。
基本目標1しごとをつくり、安心して働ける場所をつくる
基本目標2にぎわいと活力にあふれた新しいひとの流れをつくる
基本目標3若い世代が住みたくなる出産・子育て・教育環境を実現する
基本目標4誰もが安全で安心なくらしができる魅力的な地域をつくる