関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
4-1地域の現状
妙高市は新潟県の南西部に位置し、日本百名山の秀峰妙高山や火打山などの裾野は広大な妙高山麓の高原丘陵地帯を形成し、その山麓一帯は、平成27年に誕生した妙高戸隠連山国立公園に属している。
大自然の恵みは、雄大な自然景観と四季折々の変化に富んでおり、豊富な湯量と多様な効能を持つ温泉や、良質で豊かな積雪は、古くからスキーリゾートとしての発展をもたらしてきたが、バブル経済崩壊やスキー産業の低迷により、観光入込客は平成3年の598万人をピークに年々減少を続け、平成29年度においては274万人となり、観光産業の衰退が危惧されている。しかしながら、近年はウインターシーズンにおいて、インバウンド観光客が増加傾向にあるとともに、平成27年度の妙高戸隠連山国立公園の誕生と同時期に北陸新幹線・上越妙高駅が開業したことで、交流人口の拡大や地域経済の活性化が期待されている。また、当市及び長野県北信地域と連携した誘客イベントとして、信越五岳トレイルランニングレースを開催しており、160km(100mile)と110kmのカテゴリに分かれて舗装路以外の山野を走り抜けるものであり、110kmでは申し込み約5分でエントリーが終了するなど国内屈指のレースとなっており、新たな観光誘客の一つとなっている。
4-2地域の課題
妙高市は、妙高山麓の恩恵を受け、7つの温泉や9つのスキー場など、観光資源に溢れる観光地であるが、我が国の少子高齢化も相まって、前述したとおり、このまま観光入込客数が減少すると、市の経済基盤の弱体化が懸念される。国立公園の誕生や北陸新幹線の開業という復活に向けた千載一遇のチャンスを得た今、妙高の観光資源を活用した新たな魅力を創出するとともに、時代のニーズを敏感に捉え、国内外からの誘客促進を図ることによって、観光産業の復活や地域活性化が必要である。また、魅力的な観光資源(トレイルランニングコース等)はあるが、単発的なイベントに留まっており、年間を通じた十分な活用が図れていない。
4-3目標
【概要】
妙高市の有する観光資源の活用及び時代のニーズを捉えた新たな誘客事業の開催を支援するため、信越五岳トレイルランニングレースにおいて利用しているコースを通年(グリーンシーズン)で活用することで、さらなる交流人口の拡大を図るともに地域経済の活性化を図る。