関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
本市の人口は、平成16年3月の合併当時からの約7万人から、現在では54,656人(平成31年3月末現在)となっており、毎年約1,000人ずつ人口が減少している。人口減少の内訳は、自然減が約910人(平成29年10月1日)、社会減が約170人(平成29年10月1日)となっている。自然減の原因を分析すると、本市の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産む子どもの数)は、1.64(平成29年度)と国・県と比べて高いものの、若年層の減少により、生まれる子どもの数が減少し、高齢者が多いことから亡くなる人の数が増加傾向になっている。社会減では、本市は高校卒業後の進学先が少ないことから、進学による転出が著しい上に、卒業後に戻る若者が少ないことによる若年層の流出が大きな要因となっている。短期的な取組で自然減を含めた人口減少を完全に止めることは不可能であるが、若年層の流出を中心とする社会減への対策が、佐渡の人口減少対策として極めて重要である。
そのため、人口減少対策としては、佐渡の将来を担う若者を中心とする人材育成・確保に取り組んでいく必要がある。島内企業を元気にし、雇用を拡大することとあわせて、短期的な取組として、一次産業の振興と観光振興を中心とした「元気な産業と安定した雇用の創出」や「観光交流人口の拡大」を図り、若者の雇用の受皿づくりを進める。さらに、子育て環境を始めとする「生活しやすい環境の整備」や「人と人とがつながる地域づくり」を進める。なお、これらに取り組むに当たっては、次の事項を本計画期間における基本目標として掲げる。
・基本目標1島の資源を活かし、元気な産業と安定した雇用を創出する。
・基本目標2世界的3資産を中心とした島の魅力とおもてなしの心で観光・交流を促進する。
・基本目標3生活しやすい環境を整え、若者の出会いから就業までを島全体で応援する。
・基本目標4特色ある持続可能な地域をつくり、島の安全・安心を確保する。