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自然環境の保全とその地域資源を活用した教育活動支援計画

関連するSDGs目標

  • 質の高い教育をみんなに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

【地域の現状・課題】

阿賀町の出生数の減少は続いており、合計特殊出生率は平成29年(2017年)で1.40となっています。少子化の進行は、若い世代での未婚率の増加や就業状況の変化、結婚・出産・子育てに要する経済的負担、子育てと仕事の両立のしにくさなど様々な要因が複雑に絡み合って引き起こされています。また、町内で唯一の高等学校についても存続が危ぶまれ、平成14年(2002年)に併設型中高一貫校とすることで生徒数の維持・確保を図ってきたものの、少子化の影響から平成30年度(2018年度)には併設する中学校の生徒募集が停止となり、令和元年(2020年)3月をもって閉校することが決定しています。加えて、存続する高校についても1・2学年の生徒数が40名を切り2クラス制が困難になることから、魅力ある高校運営が一層困難になり、さらなる生徒数の減少ひいては同校の存続が危ぶまれています。

(地理的・自然的特性)

阿賀町は、新潟県の東部に位置し、県都新潟市から東へ磐越自動車道で約35分、一般国道49号では約60分で町の中心部に到達する距離にあり、町の東側は福島県の県境と接しています。町の中央を阿賀野川とその支流の常浪川が流れ、その沿岸の段丘を中心に開けた山間地域です。中心部は比較的平坦ですが、周辺は急峻な山岳地帯に囲まれており、北に大きく飯豊山塊が広がり、北西には越後山脈が南北に走っています。

(人口)

阿賀町の人口は、昭和40年(1965年)の29,212人をピークに減少傾向にあります。

平成27年(2015年)の国勢調査では、11,680人となり、50年間で半数以下に減少しています。

また、年齢3区分の人口推移をみると、年少人口と生産年齢人口は昭和55年(1980年)以降、減少を続けています。老年人口は昭和60年(1985年)頃に年少人口を上回り、平成17年(2005年)にピークを迎え、現在まで緩やかな減少傾向にあります。また、老年人口は、令和2年(2020年)頃に生産年齢人口を上回ると推測されます。総人口は、令和7年(2025年)に10,000人を割り、さらに減少を続けて令和16年(2035年)には7,000人を割って高齢化率は50%を超えると推測されます。

(自然環境)

阿賀町の町花でもある雪椿の認知度は、地元の児童生徒を中心に広まりつつあります。あわせて、雪椿を挿し木による雪椿の増殖への取組も進められており、今後も町花として認知度を深める活動への広がりや町全体での保全・活用の機運醸成が見込まれます。一方で、あらゆる年齢層の町民への理解の浸透までは至っておらず、また対外的なPRも十分であるとは言えません。雪椿を町の花、産業・観光資源として活用するためには植栽数や鑑賞区域の増加、認知度の向上が必要であると考えられます。

【目標】

このような状況に対応するため、雪椿に代表される阿賀町の豊富な森林資源や水資源、観光資源等多様な地域資源を活用した事業を行います。具体的には、阿賀町の魅力が損なわれないよう自然環境の保全に努めつつ、地場産品の開発等を行うとともに、地元公立高校の存続に向けた活動等の教育活動支援も実施していきます。将来的な生徒数の維持・確保を念頭に置きながら、上記のような取組みを通じて移住・定住に繋がる施策に注力し、町民の結婚、妊娠、出産、子育ての希望の実現を図り、自然増に繋げるとともに、安定した雇用の創出や地域を守り活性化するまちづくり等を通じて、社会減に歯止めをかけていきます。

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