関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
本市の総人口は、国立社会保障・人口問題研究所(以下、社人研)の推計方法による試算では、2060年には、27,802人となると推計され、2010年(41,852人)と比較すると、33%以上減少すると見込まれます。本市の人口は、緩やかではあるものの減少基調の状態であり、全国的な動向や本市の現状の年齢構造などを勘案すれば、社人研の推計が示すように、将来的にもこの人口減少は避けられないものと考えられます。人口減少の状況は、黒部市人口ビジョン(令和2年改訂版)によると、1990年の国勢調査の人口43,751人をピークに人口減少傾向が続いており、2015年には、40,991人となっています。自然増減数は2003年以降一貫して減少しており、2003年から3カ年平均が△65人であったのが、直近2018年からの3カ年平均は△200人となっており、その減少幅は拡大する傾向にあります。
また、少子高齢化の状況についてみると、65歳以上人口は、1990年に6,721人であったのが、2015年には12,497人と1990年の約2倍となっている一方、15歳未満人口は、1990年に7,726人であったのが、2015年には、5,194人と1990年に対し約2,500人減少しており少子高齢化が進んでいる状況であります。一方で社会増減数は、2012年以降、転入数、転出数が各々1,300人前後で推移しており、本市の人口に対する社会増減の影響度は少ない状況にあります。本市の合計特殊出生率(2008~2012ベイズ法)は1.49であり、国(1.38)及び富山県(1.43)と比べてやや高い傾向にありますが、長期的な人口維持のための水準としては、依然として低い状況にあります。人口減少と少子高齢化を克服し、将来にわたって持続可能な地域を創出するために、次の基本目標を掲げ、出生率の向上に向けた取り組みや企業誘致をはじめ、本市の魅力を最大限に活かした移住・定住施策による転入者数の増加など、各種施策・事業を推進することで人口減少の抑制を目指します。
・基本目標Ⅰ多様な雇用環境を創出し、活力ある地域をつくる
・基本目標Ⅱ交流を促進し、人を呼び込む地域をつくる
・基本目標Ⅲ結婚・出産・子育ての希望が叶う地域をつくる
・基本目標Ⅳ生き生きとした暮らしを実現し、愛着ある地域をつくる