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高齢者と観光客が融合するまち「射水」創造事業

関連するSDGs目標

  • 貧困をなくそう
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

4-1地方創生の実現における構造的な課題

今回の対象地区である新湊地区においては、県内有数の観光施設である海王丸パークをはじめとする観光資源を多く抱えているものの、交通の利便性に欠けることから、自家用車での訪問がアンケート調査によると全体の82.6パーセントを占めている。このことから、北陸新幹線の開業による交流人口の拡大(観光客の増加)はほぼ見受けられず、新幹線開業前の平成26年の観光客入込数3,938千人から開業後の平成28年は4,182千人と1.06倍の伸びとなっており、富山県全体の観光客入込数の伸び率1.21倍と比較しても非常に低い伸び率となっている。また、当地区では、人口減少及び高齢化の進行が市内全地区の中で最も進んでおり、平成22年国勢調査での地区人口が34,893人で市全体高齢化率24.0%に対し当該地区は27.5%であったが、平成27年国勢調査では、地区人口33,500人で市全体高齢化率が28.8%に対し当該地区は32.7%に上昇している。

特に、商店街付近のエリアは高齢化が進んでおり高齢化率は40.1%にも達している。付近の商店街では後継者不足により閉店が相次いでおり、当該地区の商店街(東・西各新町商店街)においては、平成23年度の商店数が44店舗であったが、平成28年度は30店舗であり、14店舗も減少している。加えて空き家も増加しており、平成23年の市調査によると、市全体空き家数1,352に対し、当該地区は864で地区別分布率は63.9%であったが、平成28年の調査では、市全体空き家数1,538に対し、当該地区は997で133の増、地区別分布率は64.8%に上昇している。こうした状況から、交流人口を拡大し、地域の活性化を図るとともに、地域住民、特に高齢者が元気で生き生きと暮らせる地域となるよう、まちづくり等を進める必要がある。また、地域の魅力を高める取組を進め、商店街の空き家を利用した新規出店による新たなにぎわい創出に努める必要がある。一方、本市の陸の玄関口であるあいの風とやま鉄道小杉駅は、県内の鉄道駅の乗車数が県内で第3位(1日当たり3,188人)であるにも関わらず、新湊地区への移動手段が確保されておらず、かつ、観光案内施設等もないことから、観光客の利便性に配慮されていない状況にある。

4-2地方創生として目指す将来像

【概要】

5市町村が合併して誕生した本市においては、旧市町村が優れた観光資源を有し、2016年においては、4,182千人の観光客を受け入れており、2022年には4,400千人の受入を目標としている。中でも、今回の対象地区である新湊地区においては、新湊大橋や海王丸パーク、内川周辺等の観光資源、そして新湊漁港で水揚げされるベニズワイガニやシロエビに代表される食資源を有しており、観光客受入の中心地となっている。この目標を実現するため、当地への新たな来訪手段として、北陸新幹線の新高岡駅と新湊地区、そして市内の主要駅であるあいの風とやま鉄道小杉駅を結ぶ周遊バスを運行し、交流人口の拡大を図る。あわせて、2017年に実施したアンケート調査によると、本市へ訪問する交通機関は、自家用車が全体の83.6パーセントを占めており、新幹線にいたっては、2.0パーセントに留まっている。

このことから、自家用車での訪問を公共交通に切り替えるよう促すことにより、二酸化炭素の削減等、環境負荷の軽減を図る。また、新湊地区においては、高齢化が進み、後継者不足から商店街では空き家が増加傾向にあるとともに、買い物難民も増加傾向にある。こうした現状を踏まえ、新湊地区内における観光客と地域の高齢者の移動手段として、電動カート等を利用し巡回させることにより、高齢者に優しいまちづくり、元気な商店街づくりを進める。加えて、魅力ある観光資源を内外に発信しきれていない現況を踏まえ、観光PR拠点の整備とともに、新たな地域資源の掘り起こしによる新商品の開発、新規出店等、地域の観光事業者等を支援し、にぎわいの創出による地域経済の活性化を目指す。

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