関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
(1)将来の南箕輪村の人口維持を目指した取り組み
南箕輪村の総人口は、昭和40年(1965年)の6,146人から令和2年(2020年)の15,582人(長野県毎月人口移動調査2020年4月現在)と大きく増加しており、ここ数年も毎年100人前後の増加を続けています。しかし、国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計を基に、独自に南箕輪村の人口を推計したところ、本村の人口は、令和12年(2030年)をピークに減少に転じ、令和22年(2040年)に15,590人と推計されています。出生率が上がらない中、近隣自治体からの子育て世帯の転入が続いているなど、本村の人口増加は社会増による影響が大きいことから、近隣自治体では人口減少が進み、地域全体の人口が減っている中で、本村においてもいずれは人口が減少する時期が到来することが想定されます。社会動態の増加は、通勤通学圏である上伊那の他市町村からの転入超過が主要因と言えます。ただし、県外へは転出超過となっており、年齢階級別の人口移動では、男女とも20~29歳での転入者数及び転出者数が最も多く、進学・就職等によるものと推測されます。人口減少が進めば、地域の基幹産業である製造業をはじめ、様々な分野で労働力不足や高齢化が進み、地域経済の衰退を招くことになります。そこで、本計画では、人口減少を抑制し、令和12年(2030年)以降も人口15,800人を維持することを目標とします。
(2)南箕輪村におけるまち・ひと・しごとの創生と好循環の確立
将来に向けて村内人口を安定化させることには、「しごと」をつくり、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼ぶ好循環を形成する必要があります。
・近隣の市町村との連携による「しごと」の確保を目指し、良好な住環境の形成による「ひと」の増加を目指します。
・大学、専門学校等に進学した「ひと」が、「しごと」を求めて流出していることからも、「しごと」の確保を目指し、住み慣れた地に帰ってくることによる「ひと」の減少の抑制も目指します。
・多くの若者が住む村を形成するとともに、子どもを産み育てやすい社会をつくり出すことが必要です。以上のことから、次の事項を本計画の基本目標に掲げ、目標の達成に取り組みます。
・基本目標1立地特性を生かした職住近接のむらづくり
・基本目標2若者定住と郷土愛の醸成による帰って来たいむらづくり
・基本目標3安心して子どもを産み育てることのできるむらづくり
・基本目標4誰もが安心して暮らし続けられるむらづくり