関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
【地域の現状】
宮田村の人口の現状を分析するとともに、今後目指すべき方向を示す「宮田村人口ビジョン」及び「宮田村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を平成27(2015)年に策定し、村民や有識者等とも連携しながら、人口減少対策に関する取組みをすすめてきました。宮田村の総人口は、平成26年には8,962人(世帯数3,286世帯)だったが、毎月人口異動調査(令和元(2019)年10月1日現在)によると、宮田村の総人口は8,665人となっています。また、令和元年の世帯数は3,365世帯となっています。宮田村の総人口は、平成17年頃まで増加傾向でしたが、以降は増減を繰り返しているものの、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、令和22(2040)年に7,337人となる見込みです。一方、世帯数については増加幅が縮小傾向にあるものの、10年連続で増加しています。年齢3区分別にみると、令和元年時点では年少人口(0~14歳)は1,216人で、生産年齢人口(15~64歳)は4,897人で、前年に比べ10人の減少となっています。一方、65歳以上の老年人口は2,548人で前年に比べ4人増加しています。なお、75歳以上人口は1,418人で42人の減少となっています。年齢3区分別の割合の推移をみると、年少人口は昭和60年(21.2%)でしたが、平成7年まで低下傾向が続き、平成29(2017)年に初めて15%を下回りました。生産年齢人口は、平成2(1990)年(66.8%)前後にピークとなり、近年は56%前後で推移しています。一方、65歳以上の老年人口は、一貫して上昇が続いており、平成29(2017)年(29.4%)と過去最高となっています。
自然動態をみると、平成30(2018)年における出生者数は59人で、前年に比べ4人の増加となっています。一方、死亡者数は77人で、前年に比べ21人減少しています。出生数と死亡数の差である純増減数はマイナス18人で、平成28年以降は自然減が続いています。社会動態をみると、平成30(2018)年における転入数は353人で、前年に比べ26人増加しています。一方、転出数は302人で、前年に比べ4人の減少となっています。転入数と転出数の差である純移動数は、プラス51人でした。平成27年、平成28年は社会減でしたが、平成29年以降は社会増を記録しています。
【地域の課題】
活力ある宮田村を次世代に継承していくためには、その基礎となる地域コミュニティが重要であるとともに、村民・議会・行政が将来の宮田村の姿をともに考え、その実現に向けた取組みを協働で推進していくことが必要です。子育て支援や移住・定住政策、地域の魅力向上等に取り組んできましたが、少子高齢化・人口減少の傾向に歯止めをかけるにはいたっていません。宮田村は、地理的に概ね半径2キロメートルの中で暮らしているというコンパクトさに特長があり、村民のつながりが深い村として発展をしてきた歴史があります。そして、今日の宮田村は本格的な人口減少の課題に直面しています。人口減少により、生産年齢人口の減少に伴う経済活動の縮小や、地域産業の活性化、農業等の担い手不足、少子高齢化に伴う社会保障費の増加といった課題が生じている。
【地域の目標】
一村一校の教育をはじめとして、村民相互のつながりの深さや、村民と行政、議会の心理的・物理的な距離の近さ等、宮田村のコンパクトさは、他の自治体にはない強みです。また、平成の大合併の中でも自律を選択し、「村」であり続けることを選んできたのが、私たちの宮田村です。そうした「村」としての宮田村の魅力や強みを磨き高め、その最大化を図ることにより、人口減少に歯止めを掛けていきます。総合戦略は、宮田村にとって喫緊の課題である人口減少問題に対応し、地方創生を成し遂げていくため、宮田村人口ビジョンに掲げた、「人口減少社会に対応したむらづくり人材の育成」、「宮田村に住み、働き、生活を送りたい人を支える環境の整備」「地域産業の育成と若い世代の就労希望の実現」という枠組みに基づき、各種の個別計画との整合を図りながら、分野横断的に取り組む戦略として位置づけるものです。そして、今後も加速する人口減少社会では、「しごとの創生」「ひとの創生」「まちの創生」の好循環による持続可能なむらづくりが重要であり、こうした考えのもとに人口減少に対する課題に取り組んでいきます。これらに取り組むにあたって、次の項目を本計画における基本目標として掲げ、目標の達成を推進していきます。
・基本目標1安定した雇用を創出し、地域で安心して働けるようにします
・基本目標2結婚・出産・子育ての希望をかなえます
・基本目標3快適で安全・安心な暮らしを守り、地域の魅力向上を図ります
・基本目標4国内外から宮田村への新しい人の流れをつくります
・基本目標5宮田村の特徴を活かした時代に合ったむらづくりを推進します