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第2期天龍村まち・ひと・しごと創生推進計画

関連するSDGs目標

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

天龍村の人口は、日本最大規模の平岡ダム工事により、1950年にピークに達し8,337人を擁し、1956年の平岡村、神原村の合併による天龍村誕生時にはダム工事が終息し、工事関係者の社会的減少により6,452人となった。その後、1955年から1970年頃にかけた高度経済成長時代は、若年層の都市部への流出が始まり、この継続とともに少子高齢化が進行する中、深刻な過疎の状況が続き2019年時点では高齢化率は60%を超え、人口は1,176人と長野県下77市町村中70位の人口規模となっている。住民基本台帳によると2020年には1,246人となっている。国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来人口推計(平成30年(2018年)3月推計)」によると、2040年には2015年比で総人口が約65%減の479人となり、生産年齢人口が約70%減の見込みとなっている。年齢別の人口割合でみると、年少人口は一貫して減少傾向にあり、2015年には79人と100人を下回った。2020年以降も緩やかながら減少し続けると見込まれる。生産年齢人口は、1980年以降ほぼ同様の減少率で減少を続けており、2015年

には480人となった。2020年以降は減少速度が緩やかになるものの、今後も減少すると見込まれる。老年人口は平均寿命の上昇や、団塊の世代の加齢により増加を続け、2005年ごろにピークを迎え、生産年齢人口の数を上回った。しかし、老年人口も2010年以降は減少に転じ、2015年には806人となっており、この傾向は2060年まで継続すると見込まれている。

人口の自然動態について、出生数は2011年から2016年まで緩やかな減少傾向にあったが2017年には5人と若干増加に転じた。死亡数は2011年から増減を繰り返しながらやや減少傾向で推移している。死亡数は出生数を大きく上回り続けており(2020年には46人の自然減)、今後もこのような状況が続くと予想される。合計特殊出生率は2013年から2017年で1.59となっており、国・県に比べ高くなっているが人口置換水準である2.07には届いていない。人口の社会動態について、2010年から2015年にかけての本村における主な転入・転出先についてみると、飯田市や阿南町への移動が多くなっており、全体では転入者数が131人に対し、転出者数が197人と転出が大きく上回っている。しかし、幅広い年齢層にわたる転入者も一定程度見られる中、社会減の減少幅は縮小する傾向にあり、2019年では、男性の転出入数は均衡し、女性においては3人の転入超過となっている。このような近年の状況は、社会移動数の全体的な規模縮小や、施設入所等による高齢者の転出入の影響等も想定されるが、就労や移住・定住支援等の政策によって転入される方も徐々に見受けられるようになっている。

上記のとおり、社会動態については政策の効果が一定程度みられるものの、本村の人口減少及び高齢化は依然として進行しており、このままの現状では地域の担い手の減少に拍車がかかり、産業の衰退や地域コミュニティの衰退または消滅といった課題が生じる恐れがある。上記の課題に対応するためには、人口減少、超高齢社会下においても、誰もが安心して自分らしくいきいきと暮らし続けられる環境を築き、村全体が活気にあふれ、未来にわたって輝き続ける村づくりを目指す必要がある。また、本村においては、昼夜間人口比率が年々上昇しており、2015年では97.2%と昼夜の人口移動が少なくなっていることから、村外へ通勤している人と、逆に村外から村へ通勤している人の差が均衡してきていることがわかり、村への通勤者を増やす施策のほか、村から村外へ通勤する若者等に対して負担の軽減を図る施策を引き続き展開していくことが重要と考えられる。本計画では、第2期天龍村まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた将来像~一隅を照らすひと・むら・ミライ~「小さくとも、だれもがいきいきと輝き続ける村」の実現のため、次の基本目標を掲げ、これに沿った施策を推進する。

(基本目標)

・基本目標1若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえるむらづくり

・基本目標2関係人口の拡大と移住・定住の流れをつくるむらづくり

・基本目標3誰もが安心して暮らし続けられるむらづくり

・基本目標4地域資源を活用し、安定した雇用を創出するむらづくり

・基本目標5持続可能で魅力あふれるむらづくり

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