関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
本市の人口推計を行ったところ、2060年の推計人口は約67,000人で、2015年の人口84,617人と比較すると約2割の減少が見込まれる。年齢構成別人口の推移をみると2060年には本市全体の34.0%が老年人口(65歳以上)となり、2010年の20.6%から10ポイント以上増加する推計となっている。本市の住民基本台帳から自然増減の推移をみると1970年代には「団塊ジュニア世代」の誕生により大幅な自然増となったものの、その後、緩やかに出生数が減少しつつ死亡数が上昇し、2013年に初めて出生数が死亡数を下回り自然減となり、2018年は出生数655人、死亡数754人であり、自然減99人となっている。また、社会増減の推移については、1994年に転入数の急減により初めて転出超過となったものの、その後の土地区画整理事業による宅地開発などに伴い転入数は増加し、転入超過、転出超過と変動したが、2009年以降は、継続的に転出超過を示し、2018年は転入数2,691人、転出数2,914人で223人の転出超過となっており、社会減の状態が継続している。
これらのことから、本市は自然減と社会減が重なり減少傾向にあることが分かる。今後、このような状況の継続に伴い、老年人口の増加による扶助費の増加や市税収入の減少が見込まれるとともに、これまで地域活動の中心を担っていた団塊の世代の高齢化により、地域づくりを支える担い手の確保が困難となることが想定される。これらの課題に対応するために、次の項目を本計画期間における基本目標として掲げ、本市の人口減少は避けられないものとして受け止めた上で、その克服を図るため、様々な対策に取り組んでいく。あわせて、人口減少に転じたこの機を、人と人とのつながりを強め、市民の暮らしの質を高めるチャンスと捉え、活発な市民活動やお互いに助け合う温かい人柄などの「知多市らしさ」を活かして、新しいまちづくりを進めていく。引き続き「知多市人口ビジョン」で掲げた将来展望である2060年に人口70,000人程度を確保することをめざして、各種施策に取り組む。なお、人口減少、地域経済規模縮小の克服は、本市のまちづくりにとって重要な課題であることから、「知多市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を市の最上位計画である「第6次知多市総合計画」の重点戦略等と一体化して位置付け、全市的に取り組んでいくこととしている。
・基本目標1ひとづくり
・基本目標2あんしんづくり
・基本目標3にぎわいづくり