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西脇ファッション都市構想深化事業~ファッション・クラスターによるイノベーション創出プロジェクト~

関連するSDGs目標

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任 つかう責任

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

地方創生の実現における構造的な課題

西脇市は山地や丘陵に囲まれ、河川沿いの平野部に集落や農地が形成され、播州織を基幹産業としてきた。有名アパレルに多数採用されるほど高品質なテキスタイルを製造していながら、素材産業であるがゆえに消費者の認知は不十分で、ブランド力が弱い。また、下請け構造であるため、高付加価値化・生産性の向上を図りにくい環境にあることも課題であり、新興国との競合の中で生産量、生産金額の減少に歯止めがかからない状況にある。他方で、本市においては、10歳代後半から20歳代の若者が進学や就職を契機に都市部を中心に大量に流出するという構造的な問題を抱えており、デザイナー、織布、企画・営業を担う商社などにおいて、産地を支える若手人材が不足するという課題も抱えている。これらの現状・課題については、RESAS等においても確認することができ、繊維工業が企業数240社(2014年)、従業者数1,549人(2014年)、売上高25,076百万円(2012年)、付加価値額6,008百万円(2012年)で市内最大の産業となっている一方で、播州織生産金額(業界統計)は2005年の450億円から2015年の237億円まで半減している。また、社会動態は2015年において30歳未満の転出超過が約200人となっており若者の流出が顕著となっている。これは、低い生産性、全国的には低い知名度、非クリエイティブ産業、非成長産業とのイメージにより、若年層にとって有力な就業先候補とみなされておらず、地域の基幹産業でありながら、雇用の受け皿としての機能を果たせていない現状を示している。

地方創生として目指す将来像

【概要】

播州織産地は染色・準備・織布・加工・産元の業種が集積するファッション・クラスターを形成しており、産地ならではのテキスタイルを作製する土台が整っている強みを生かして、デザイナーをはじめとするファッションクリエイターを呼び込み、産地で育成することで、播州織の最終製品や最終製品を創出する起業者を増やしていくとともに、イノベーションの促進によるオンリーワンの製品開発や製造を行う。これにより、西脇ブランドの最終製品やオンリーワンの製品が次々と誕生し、「西脇産」が付加価値となるようなブランド力を持つことで、市場での優位性をもち、製品単価の上昇へとつながる。

このことは、播州織がこれからもまちの中核であり続けることとなり、ファッションクリエイターが「訪れてみたくなる」、「働いてみたくなる」、「住みたくなる」まちへとつながり、人が産業を興し、活発な産業が人を呼び込む好循環が実現されたファッション都市の確立を目指す。

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