関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
橋本市の総人口は、国勢調査の2000年(平成12年)約70,400人をピークに、また、住民基本台帳人口及び外国人登録人口では1999年(平成11年)の約71,900をピークに減少に転じている。住民基本台帳によると2020年には62,376人となっている。年齢構成をみると、年少人口(0歳から14歳)の割合は2015年で12.2%と、和歌山県の平均値12.1%を上回るものの減少を続けている。一方、老年人口(65
歳以上)は2000年に年少人口の割合を上回り、2015年で29.1%と増加している。生産年齢人口の割合は、65%程度を維持していたが、2010年以降減少し2015年には58.7%となっており、減少傾向が続いている。また、人口の減少率が大きくなってきており、人口減少速度が上がっている。本市の自然動態の推移は、出生数は1998年をピークに減少を続け、死亡数は増加傾向が続いている。2002年以降死亡数が出生数を上回り、自然減の状態が続いている。2020年では出生数341人、死亡数770人で429人の自然減となっている。社会動態の推移について、本市は1970年代後半から大阪都市圏のベッドタウ
ンとして大規模住宅地が開発され、全国的にも有数の人口急増都市となり転入数も増加したが、転入数は減少傾向に転じており、1999年に転出数が転入数を上回った。2020年では転出数1,597人、転入数1,381人で219人の社会減となっている。
国立社会保障・人口問題研究所の推計を準拠し将来人口を推計した場合、2060年における橋本市の総人口は34,000人程度まで減少し、2010年と比べ半分程度の人口規模となる。また、高齢化率は2060年に43.7%となり、人口の約半分が高齢者となる。老年人口は、2025年をピークに減少するものとみられ、すべての年齢区分で減少傾向となり、減少が加速すると見込まれる。このような状態が続くと、労働力人口や地域の担い手の減少を招き、地元産業の衰退等の課題が生じる。これらの課題を解決するため、結婚・妊娠・出産・子育てなどの若い世代の希望をかなえ、出生率の向上による自然動態の改善を図る。また、しごとの量や質の確保、観光などの交流・関係人口の獲得、生活や住環境の充実、橋本市への愛着や郷土愛を育てるなど、「住んでよかった、住みたくなる橋本市」を目指すことによって社会動態の改善を図る。これらにより人口減少にブレーキをかけ、2060年に47,000人を確保することを目指し、持続的で活力のある「元気なまち橋本市」の創生に取り組む。これら「若い世代の希望をかなえるまち」、「住んでよかった、住みたくなるまち」を目指し、人口減少にブレーキをかけ、持続的で活力のある橋本市の創生に取り組むため、本計画期間中において、以下の基本目標を設定します。
・基本目標1ともに創る:産業の振興と雇用を創出し定住できるまち
・基本目標2ともに守る:安全・安心な暮らしを守り支えるまち
・基本目標3ともに育てる:子どもから高齢者までともに育み学び合うまち