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概要
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地域再生計画の目標
本町は、島根県の中央部に位置し、町の中心を中国地方随一の江の川が貫流し、急峻で起伏に富んだ地形で構成されている。日本全体が人口減少時代へと移行する中、国勢調査によると、高度経済成長期にある1955年調査まで増加していた本町の人口は、18,742人をピークに減少に転じ、2020年調査では、4,355人まで減少した。国立社会保障・人口問題研究所の公表している将来人口推計によると、2040年には2,771人となる見込みであり、美郷町の人口が減少し続けることは避けられない。本町の自然動態をみると、死亡数が出生数を上回る自然減の状態が続いており、2019年には85人の自然減となっている。本町の社会動態をみると、2010年から2012年までは社会増に転じたこともあったが、2013年以降は社会減に転じ、2019年には41人の社会減となっている。本町の年齢3区分別の人口推移をみると、2015年から2020年にかけて、年少人口は548人から503人、生産年齢人口は2,140人から1,806人、老年人口は2,212人から2,075人に減少しており、少子高齢化が進んでいる。上記のとおり、人口減少が進行しており、また人口構成をみても、少子化や高齢化が一層進むこと、本町を担ってきた生産年齢人口に属する世代が減少することが予測されることから、地域の産業活力、社会活力の低下にも影響が及ぶものと考えられ、総合的で包括的な対策を講じる事が喫緊の課題となっている。
この課題に対応するためには、今後、本町において、出生率の上昇を図るとともに、子どもを産み育てる親世代の人口減少に歯止めをかけ、望ましい世代構成を実現させるため、長期的な取り組みを進めることが必要となる。また、本町からの転出抑制を図り、定住してもらう為には、美郷が好きで住み続けたいという意識の醸成のほか、若者が望む職種や賃金体系を持った雇用の場や住まいの確保、結婚に向けた出会いの場の提供、出産や子育てに対する支援など、個々の連携した取り組みを推進していく。上記の取組を推進するに当たっては、本計画期間中、以下の基本目標を掲げる。
基本目標1活力ある産業の創出と雇用を促進する
基本目標2町内へ定住する人の流れを拡充する
基本目標3若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
基本目標4時代にあった地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携する
基本目標5先進技術を活かした新たな美郷を創造する