関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
人口減少社会の克服と東京一極集中の是正による地方創生に向けて、国・地方を挙げた取組みが進む中、人口減少・高齢化が急速に進む高梁市においては、若者の市内定住と地域を担う人材の確保が急務となっている。国勢調査から本市の人口推移をみると、戦後、人口が急増し、1947年の75,570人を頂点として人口が減少し続けている。人口減少の主な要因としては、出生数の減少による自然減と市民の市外流出による社会減である。社会減については、本市に立地する吉備国際大学及び順正高等看護福祉専門学校から市外への就職による転出、さらに市外へ進学した若者が就職する際に本市へ戻って来ないことが、市外流出・人口減少につながっていると推察される。高梁市を担ってきた生産年齢人口世代の減少は、労働力不足による地域産業の衰退や、過疎化による地域コミュニティの存続にも大きな影響が及ぶものであり、総合的で包括的な対策を講じることが喫緊の課題となっている。こうしたことから、平成28年度に創設した「高梁市未来人材育成基金」を活用した奨学金返還支援に取り組み、若者の地元定着を促進してきたが、広報不足もあって制度利用者は目標を下回る状況となっている。このため、実施期間を延長し、引き続き制度周知を図ることにより、産業人材の確保による雇用創出、地域の将来を担う人材の確保を図ることを目標とする。