関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
地方創生の実現における構造的な課題
①若者層の人口流出
赤磐市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンから、前回(2012年~2014年)10~29歳の転出者が324人であったのに対して、今回(2015年~2017年)では、473人と転出者数が149人増加しており、他の世代に比べて圧倒的に多い。また、赤磐市内には、とても進学率が高い他府県からも入学者があるような高等学校しかないため、中学校を卒業したら、赤磐市以外の学校に通学することになり、地域や地域の人との関わりが希薄になっている。
②教育現場における閉塞感
教育現場では、例えば民間活力の活用や民間企業等との連携など、他の知恵や工夫を取り入れることへの抵抗がある。また、既存の行事の踏襲、慣例などこれまで行われていたことについての見直しや改善を行う機会が少なく、教職員の多忙感が増しているため、新たな取組を取り入れることへの抵抗が強い。教育現場での地域との関わりに関しては必要性を感じてはいるものの、様々な業務に追われて、地域を巻き込んだ取組が進んでいない。
③地域への興味関心が低い
全国学力学習状況調査における「地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがありますか」の問いに対して、中学生の結果では、39.1%の生徒が当てはまる・どちらかといえば当てはまると回答しているが、全国平均よりも低い数値を示していることや、約6割の生徒は考えることがない(あまりない)という状況にある。
地方創生として目指す将来像
【概要】
赤磐市で生まれ育った子どもたちが将来の赤磐市を担う人材となるために、早くから、地域と関わりをもつ機会をもち、また「教育の魅力化」を全市的に広げていき「地域を担う人材育成」「移住・定住の促進」「子育て世代に選ばれるまちづくり」を進めることで、「子育てするならあかいわ市」(第2期赤磐市まち・ひと・しごと創生総合戦略の目標)を目指す。子どもたち自身が地域のことを学ぶ機会や地域の魅力を発信する機会を通じて、自分の進路や将来についての選択肢を広げ、自分がどう生きるべきか、自ら学び、生きる目標を見つけて主体的に選択していく機会を生み出すことで、地域の担い手となる人材を育成する。また、こうした取組は、住民の地域への愛着の醸成を促進へと相乗効果をもたらし、地域の活性化やまちづくりへの興味関心を高めていき、市民が主体の自立したまちづくりを目指す。