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福山城築城400年を核とした地域活性化プロジェクト

関連するSDGs目標

概要

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地域再生計画の目標

地方創生の実現における構造的な課題

本市の玄関口である福山駅周辺の流動客数は減少しており,都市の魅力や活力が失われていく可能性が高まっている。以前は商業の中心として賑わっていた駅前から買い物や遊びの場が減少し,日常的に若者や女性を惹きつけるコンテンツを磨き上げていくことが求められている。そのため,福山城築城400年記念事業や福山駅前の再生に取り組んでいるところだが,福山城の取組に対する市民の認知度は40%程度にとどまっており,取組を更に強化していく必要がある。若者の転出超過が続く中,様々な施策を講じているがその進行に歯止めがかかっていない。引き続き,定住施策に取り組むとともに,定住やUターンの促進に向けた基盤となる,ふるさとに対する愛着や誇りの醸成を強化することが必要である。そのため,福山城築城400年の取組を通じて,本市の歴史や文化,育まれてきた伝統産業などを伝えるとともに,それらを担う人材を確保していく。こうした取組を通じて,歴史文化資源を適切に保存し価値を高め,未来へと継承していくとともに,新たな人の流れを作り出す資源へと変化させて

いく。

地方創生として目指す将来像

【概要】

福山市のシンボルである福山城は,2022年に築城400年を迎える。これを契機に,福山城をはじめとした歴史・文化資源を核とした地域活性化をめざし,福山城の歴史,城を中心に発展してきた都市,それらを支えてきた先人の歩みを振り返る,築城400年記念事業に取り組んでいるところである。福山城は,1619年に水野勝成が西国鎮護のため入封し,3年の歳月をかけて築城された。福山藩10万石の城としては破格の規模で築かれ,天守のほかに,多数の三重櫓が周囲を固める威容を誇っている。これは西国に居並ぶ有力外様大名に対する幕府の監察官として,威厳を示すためのものであった。そのたたずまいは,住民に強い一体感と結束力を与え,藩主水野勝成のカリスマ性ともあいまって,福山における文化の揺籃を支えた。福山城の天守は1945年の空襲で消失したが,1966年に市民の寄付などにより現在の形に再建され,今も市の象徴となっている。この築城400年を機会に,歴史・文化資源等の価値を再認識し,市民の誇りとして磨き上げるなかで福山駅と一体となった福山城の空間全体の魅力を向上することができる。駅前周辺の魅力を向上させることで,福山城周辺の文化ゾーンや商店街の回遊性を高め,歩いて楽しめるまちづくりにより,新たな賑わいを創り出す。市内外から訪れる人が絶えない観光資源としての福山城の魅力も訴求し,城の荘厳なたたずまいや,歴史と共に変化しながらも受け継がれてきた文化に親しむことで,市民が福山に誇りと愛着を持って暮らせるまちづくりを進める。これにより,市民が自らのまちの歴史・文化資源を誇りに感じ,地域が更に活性化することが期待される。

また,歴代藩主によって奨励された能や書道,茶道などの文化は,市民生活に深く根付いており,地域の産業振興のため奨励された,い草や綿花の栽培は,畳表や備後絣といった名産品として地域を支えてきた。今も,400年の年月により培われてきた備後絣の技術や知識は,繊維産業へと受け継がれ,中でもデニムは地域を代表する産品として国内外から高い評価を受けている。これら産品を生み出す地場産業を,歴史・文化資源を再認識する機会に一体的にプロデュースすることで,相乗効果が生み出されるまちをめざす。

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