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概要
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地域再生計画の目標
宇和島市の人口は、1965年の12.2万人をピークに、その後一貫して減少傾向が続いており、2015年国勢調査では77,465人まで減少している。住民基本台帳によると、2020年(12月末時点)では73,067人となっている。また、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2060年には25,253人となり、2020年比でおよそ3分の1となる見込みである。年齢3区分別の人口をみると、年少人口は減少し続けており、2020年では7,286人(2010年比28.9%減)に、また生産年齢人口も、2020年では37,048人(2010年比25.6%減)と減少している。一方、老年人口は2020年では28,733人(2010年比8.1%増)と、総人口に占める割合が40%に迫っており、10人におよそ4人が65歳以上という状況となっている。
自然増減に関しては、死亡数がほぼ横ばいの中、出生数は一貫して減少傾向が続いており、2018年からは400人を下回っている。2019年には868人の自然減となっている。また、直近の合計特殊出生率(2012年~2016年)は1.55であり、全国(1.42)及び愛媛県(1.46)の数値を上回っているものの、人口維持に必要と言われている2.07を大きく下回っている。
社会増減に関しても、一貫してマイナスの状態が続いており、2014年度で447人、2018年度でも494人の転出超過となっている。また、市内高等学校卒業生調べでは、2018年度はおよそ90%の卒業生が、進学または就職のため、市外に出ている結果となった。人口減少が進むことで、労働力の低下とそれに伴う地域経済の縮小、地域の後継者不足などが顕在化するため、いかに人口減少を抑制するかが喫緊の課題となっている。このような状況の中、本市では、平成28年3月に「まち・ひと・しごと創生宇和島市総合戦略」(2015年度~2019年度)を策定し、人口減少の克服と、将来にわたって活力ある地域社会の実現のため、各種施策を推進してきた。結果、一定の成果がみられた施策はあるものの、合計特殊出生率や社会増減等、
人口増減に直結する施策においては、設定した目標に達しなかったものが多くあった。そこで、令和2年3月に第2期総合戦略(2020年度~2024年度)を策定し、これまでの考え方である4つの基本目標を基本的に維持しつつも、第1期総合戦略の評価・検証を踏まえ、必要な見直しを行いつつ、切れ目ない取組を行う。なお、本計画における基本目標は、以下のとおり。
○基本目標1地域特性を活かした産業・経済の活性化と雇用の場の創出
○基本目標2魅力の発信による「住みたい・行きたい・帰りたい」の実現
○基本目標3結婚の希望をかなえ、安心して子どもを産み育てることができる環境の充実
○基本目標4市民と地域の力を強化した、持続可能なまちづくり