関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
地方創生の実現における構造的な課題
①有害鳥獣による農作物等の被害は平成29年度では約1200万円に上り、深刻な状況がつづいており、営農意欲の低下、農業所得の低下、後継者不足の大きな要因となっているため、被害の軽減、農業後継者の育成が課題となっている。
②農作物被害の軽減のため、有害鳥獣の捕獲を実施しており、捕獲頭数は平成29年度で約1300頭を数えるが、70歳以上が過半数を超えるなど、捕獲員の高齢化に伴い、捕獲後の処理が大きな負担となり、このままでは後継者の不足、捕獲意欲の低下が進むものと懸念されている。捕獲後の処理負担の軽減、後継者の育成が課題となっている。③①、②に見るとおり、有害鳥獣による農作物への被害は農地の放棄、さらには、特に山間地域全体の衰退をも招きかねない。
地方創生として目指す将来像
【概要】
獣肉処理加工を行う施設を設置することにより、捕獲員の処理にかかる負担の軽減を図るとともに、獣肉を新たな地域資源として有効活用、特産品化する事で、捕獲頭数の増大、捕獲員・農業者の意欲の向上、新たな収入源の確保、雇用の場の創出につなげ、関係者の所得の向上、後継者の育成を実現することができる。また、この事業は、有害鳥獣の捕獲、処理、食品加工、販売、営業など、多くの分野の事業者が関係していることから、地域内外での新たなネットワークの構築、経済・人材の流れが生まれることも期待できる