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八代市健康交流のまちづくりを目指したヘルスツーリズム構築事業

関連するSDGs目標

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロ
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

地方創生の実現における構造的な課題

<観光地としての魅力低下、観光産業の衰退>

●本市の観光の現状を見ると、年間宿泊客数は平成29年に約273千人と、昭和54年の半分以下となっている。特に、本市最大の観光地である日奈久温泉は、昭和54年のピーク時に約227千人であったのが、平成29年には約19千人となっており、比較すると僅か8%に激減している。その主な理由は、国内・更には九州には有名温泉地が存在し、観光振興を強化した新たな温泉地が人気になるなど温泉地間

の競争が激化したこと、団体旅行から個人旅行への旅行形態の変化に伴う観光客ニーズの変化に対応できなかったことにより、日奈久温泉の相対的な魅力が低下したことである。

その結果、この日奈久温泉の宿泊施設数が現在は15軒と半減し、本市の観光地としてのイメージが悪化し観光産業が衰退するという悪循環に陥っている。

<観光地としてのブランディングが図られていない>

●宿泊客数が激減する中、日奈久地域では、日奈久住民自治協議会、日奈久温泉旅館組合、山頭火(さんとうか)実行委員会等の各種団体が主となり交流人口の拡大に向けて、歴史ある町並み等を活かしたウォーキング、地元の食材を活用したカフェなど四季折々でイベントを開催しているが、団体間の連携が図られておらずコンセプトも統一されていない。その結果、一時的な集客効果のみで滞在期間の延長や宿泊者数の増加に繋がっていない。また、各団体を連携させることのできる地域のリーダーもいない。

●日奈久温泉には、宿泊可能な国有形文化財指定の旅館、地元の豊富な農林水産物を活かした食自慢の旅館、昨今の観光客のニーズに対応して全客室に半露天風呂を備えた旅館など、その特徴を愛する固定客がいる旅館もあるが、地域全体のブランディングが図られておらず、温泉地全体としての魅力向上には結び付いていない。

地方創生として目指す将来像

【概要】

●本市では、「人をひきつけ、人が集う、活気ある“やつしろ”」を基本目標として、西日本で唯一の「やつしろ全国花火競技大会」、平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録された「八代妙見祭」など20万~30万人の集客力のある大型イベント、日本一の生産量を誇るトマト等の「豊富な農林水産物」や日本山岳遺産に認定された五家荘の山々から八代海まで広がる「豊かな自然」など多様な地域資源を活用した交流拡大の推進を図っている。

●なかでも、開湯600有余年の歴史をもち湯治文化で栄えた日奈久温泉は、かつて泉都と呼ばれ別府温泉と肩を並べるほどの温泉地であり、本市における体験型観光や滞在型観光の核となる観光振興重点エリアとして位置付けており、1862年築の町屋など伝統的な様式の建造物の保全継承とともに往時のたたずまいを活かした観光客誘客に結び付ける取り組みを行っている。併せて日奈久温泉を核として「地域資源の活用と観光コンテンツの開発」にも取り組んでおり、(一社)DMOやつしろを中心として自然や食など、本市の特性や強みを活かしたニューツーリズムを構築し観光産業の発展を図ることとしている。

●そこで、高齢社会における世の中の健康及び世界のウェルネス・ヘルスツーリズムに関するニーズの高まりを受け、湯治場としての面影を残す日奈久温泉を核とし、本市の豊富な農林水産物を活かした地産地消の推進、豊かな自然を活かしたアクティビティを連動させた「ヘルスツーリズム」に挑戦し、交流人口の拡大、観光産業の活性化、地産地消による域内経済の活性化を目指す。

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