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将来の民間主導につなげるためのオール山鹿によるまちづくりの推進計画

関連するSDGs目標

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

地方創生の実現における構造的な課題

本市中心部は参勤交代道として栄えた豊前街道が通り、宿場町として昔の風情を残したまちなみが残っている。また、数多くの装飾古墳群、山鹿灯籠(国指定伝統的工芸品)の技術を伝える民芸館、八千代座・さくら湯などの歴史的資源も点在しており、基幹産業である観光産業を中心に栄えてきたが、近年は豊前街道を含む中心部においてもにぎわいが失われている。その要因としては、まず歴史的資源、食、温泉、宿泊施設など豊富な素材があるにも関わらず個別のPRにとどまっており、これらを結びつけた一体的な情報発信ができていないことが挙げられる。また、ターゲットの設定が不明確であるために、それに応じたニーズを把握するに至っておらず、売込みに関するノウハウも確立されていない。そして、にぎわいが失われていくなかで、市内の事業者等による受入態勢(おもてなし、接遇など)の質も低下しつつある。

さらに、市外からの観光客が周遊するための交通手段が不足しており、自家用車による移動が中心となっていることで特定の施設に集客が偏り、市内の周遊や滞在時間の延長に繋がっていない。その結果、観光客全体に占める日帰り客の割合が約9割にのぼる状況である。そのため、宿泊施設の閉鎖(平成22年の49件から平成29年には46件と7年間で3件の減少)などによる宿泊者数(平成22年の30.9万人から平成29年には30.6万人と7年間で0.3万人の減少)の減少が、観光消費額の低迷と宿泊施設の閉店に拍車をかけ、観光産業の地盤沈下を招いている。

地方創生として目指す将来像

【概要】

本市の地方創生の目指すところは、人口減少に歯止めをかけ、戦略的産業の推進と魅力ある雇用の創出、生み育て・くらしやすい地域を創ることを総合戦略の基本目標とし、地域資源である農林業、観光業、商工業など各分野において、戦略的な事業展開、創業・起業の促進などにより、雇用の創出に取り組んでいく「経済政策」を車の前輪として、一方で、結婚・出産・子育ての希望をかなえ、出生率を向上させていくため、若者世代が安心して働き、安心して子どもを生み育てられる環境づくりに取り組んでいく「人口政策」を車の後輪として取り組む。

山鹿市は中心部を通る豊前街道を中心に、明治時代の芝居小屋「八千代座(国指定重要文化財)」や細川藩の御茶屋として建築された九州最大の木造大衆浴場「さくら湯」など歴史的価値を有する施設が点在している。また、日本の伝統文化である山鹿灯籠や近年多くの賞を受賞している菊鹿ワインを製造・販売する菊鹿ワイナリー、伝統蚕糸業を新たな形で復活させた新シルク蚕業、日本遺産に認定された菊池川流域の文化など数多くの資源を有している。

このように、本市が有する観光資源を連携させ、ターゲットを明確にした上で、観光振興策を推進していくとともに、実施主体の体制を強化することで、観光客の満足度を高め、新規観光客の獲得を図るとともにリピーターも獲得する。これにより、安定的な観光振興を行い、本市の目指す地方創生の核となる「まちなみ再生による戦略的観光の推進」・「若い世代の新たな雇用の場の創出による移住・定住の推進」など活力あふれた地域経済の実現につなげていくものである。

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