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美里町まち・ひと・しごと創生推進計画

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概要

 

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地域再生計画の目標

【地域の現状と課題】

(地理的・自然的特性)

美里町は、熊本県のほぼ中央に位置しており、熊本市から南東へ約30km、車で約40分程度の距離にある自然豊かな地域である。地勢は山地丘陵部が多く、総面積(144.00km2)の約4の3(107.59km2)を森林が占める典型的な中山間地域となっており、西部地域に一部平坦地が見られるが概して宅地や農地は少なく、住宅地は地域を東西に横切る国道218号をはじめとする主要道路に沿って点在し、農地もその大部分が丘陵地や傾斜地で、棚田等として利用されている。南部地域には、標高千m級の山岳が連なり、一部は九州中央山地国定公園や県立自然公園にも指定されている。さらに、一級河川緑川とその支流を多く抱え、流域には緑川ダムや船津ダムを有した地域でもある。

(観光)

本町の代表的な観光拠点である緑川ダム湖周辺キャンプ場とそこに隣接する森林体験公園(フォレストアドベンチャー・美里)の他、道の駅美里「佐俣の湯」、御坂遊歩道(日本一の石段)は、観光入込客数全体の約7割を占めるなど集客力を持っており、平成29年の233,176人から令和元年の257,731人と近年は増加傾向となっている。

しかしながら、観光客が滞在する宿泊施設は、町内に6施設しかなく、令和元年の宿泊客は20,940人と観光入込客全体の1割にも満たないなど、観光形態は通過型であり、滞在時間が短いことが産業の成長を妨げている。そのため、個々の観光資源を積極的に情報発信し、「観る」観光、「買う」観光、「食べる」観光、「体験する」観光を美里町全体でパッケージとして提供する体験型観光を推進するとともに、観光客の宿泊の受け皿となる民宿や民泊等の開業支援や空き家等古民家を活用した宿泊施設の整備を行っていく必要がある。

(人口)

本町の人口は、昭和22年(1947年)の24,336人をピークに減少を続け、平成27年(2015年)までの68年間で、5割以上(57.5%)減少し10,333人となるなど、人口減少が深刻化している。また、平成27年(2015年)時点での年少人口の構成比は9.3%、老齢人口は41.7%と、少子高齢化が著しく進行している。特に、進学や就労に伴う若年層の流出進学や就労に伴う若年層の流出が、社会的人口減少的人口減少そのもと出生数減少に繋がり、自然動態にも多大な影響を与えている。若年層流出の大きな要因の一つとしては、本町に働く場が少ないことが考えられ、中・高校生世代へのアンケート結果からもそのことが明らかである。

町内産業の衰退に伴い町内の働く場が減少している一方で、熊本市をはじめとする労働力を必要とする地域は本町からの通勤圏内に多数存在することから、生活の場としての本町の魅力を高めることが重要である。

【目標】

上記の課題に対応するため、本町としても空き家情報のデータベース化を継続しながら、所有者に利活用案を提示するとともに、空き家バンク制度の運営を通して、利用希望者と所有者の利活用方法のマッチングを行い、空き家の利活用を促進することで移住・定住人口の増加を図る。

また、空き家の発生を抑制するため、空き家に関する多様な相談に対応できる人材育成や観光客や移住定住希望者が滞在できるお試し暮らし体験施設や貸しオフィス、町民が集える拠点施設への空き家整備をDIYワークショップ形式で実施することで、交流人口の増加や仕事の創出につなげるとともに、地域住民にも建物の価値を再認識させ、発生抑制につなげていく。このような取り組みを通して、人口減少に歯止めをかけるとともに、働き甲斐のある環境を創出し、空き家を活用する中で移住定住人口や交流人口を増加させることで地域経済の活性化を図ることを目標とする。

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