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水上村まち・ひと・しごと創生推進計画

関連するSDGs目標

  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

本村の人口は、2015(H27)10月1日現在の水上村の人口(国勢調査時)は、2,232人で、2010(H22)年の国勢調査時2,405人から、173人(約▲7.2%)減少している。人口推移について、7,155人(1955(S30)年)をピークに、市房ダム建設(1953(S28)年から1960(S35)年)の影響で1,048人の減少、高度成長期(1960(S35)年から1975(S50)年)の影響で2,022人の大きな人口の流出があった。1990(H2)年には、年少人口522人、生産年齢人口1,896人、老年人口約667人となっており、老年人口と年少人口が逆転した。更に少子化、高齢化の進展とともに減少が続き、2015(H27)年には、年少人口は305人、生産年齢人口は1,161人、老年人口(65歳以上)は903人となっている。

しかしながら、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によると2025年頃から老年人口が生産年齢人口を上回り、その期間が15年ほど続くことが予想され、2045(R27)年には総人口は1262人となる見込みである。本村の合計特殊出生率は1.72で、全国、熊本県に比して高い水準にあるものの、人吉保健所管内では低い位置にある。また、出生数自体も減少傾向にある。住民基本台帳年報1978(S53)年の出生数と死亡数(自然増減)の比較では、出生数が死亡数を大きく上回り人口増となったが、1981(S56)年頃から死亡数が出生数を上回り、また、死亡数と出生数の差が1993(H5)年頃から開き、2019年には43人の自然減となっている。

社会増減については、増加に転じることはなく、減少で推移しており、2019年は69人の社会減となっているが、人口の減少に応じ、その減少幅は縮小傾向にある。人口移動について年齢階級別にみると、中高年層では転入者数と転出者数が拮抗しているものの、15歳から24歳の若年者は25人と、転出超過となっており、全体の転出者数に占める割合は3.5割と、この年代の割合が極めて高い。これは進学・就職等による理由が多い。また、転出者の移動先に関して地域別にみると、東京圏への転出も多いものの、近隣町村への世帯単位での転出が顕著となっている。

人口の減少は、地域経済に対して、生産力の低下や消費市場の規模縮小だけでなく深刻な担い手不足、技術・技能の継承が困難となるなどといった広範な影響を与えることが懸念される。こうした地域経済の縮小は、村民の経済力の低下につながるとともに、地域文化の継承が困難になり、公民館や消防団等の地域活動の衰退による地域コミュティの維持・存続等、地域社会の様々な基盤の維持を困難とする恐れがある。

このように、「人口減少が地域経済の縮小を呼び、地域経済の縮小が人口減少を加速させる」という負のスパイラル(悪循環の連鎖)に陥ることがないよう、人口減少に歯止めをかけ、地方創生を成し遂げるため、以下の基本的視点から、人口、経済、地域社会に対して、一体的に取り組むことが何より重要である。

「水上村人口ビジョン」(2020(R2)年3月改訂版)においては、人口の中長期展望として、「2060(R42)年に1,087人」の将来の展望を示した。この将来展望を実現するためには、この総合戦略に沿って取り組みを進めることにより、人口流出が今後5年間で半分程度に縮小し、その後は人口移動が均衡すること、そして、2025(R7)年までに合計特殊出生率2.00、2035(R17)年に2.10まで上昇することが必要となる。2020(R2)年オリンピック・パラリンピック東京大会開催を前に、東京一極集中と地方からの人口流出はますます進展しており、また、2025(R7)年には、団塊の世代が75歳に到達することによる、東京圏における介護関係の需要増に対処するための地方からの担い手確保等、それらに歯止めをかけることは容易なことではなく、構造的な課題の解決には長期間を要する。

仮に短期間で出生率が改善したとしても、それを維持しなければ人口減少に歯止めがかかるまでに長期間を要する。本計画においても村民とともに問題意識を共有しながら、これまでにない危機感を持って、限られた資源を有効に活用するという基本認識のもと、次の基本目標を掲げ、人口減少克服と地方創生に取り組む必要がある。

・基本目標1水上村に安定した雇用を創出する

・基本目標2水上村への新しいひとの流れをつくる

・基本目標3水上村に住む若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる

・基本目標4時代にあった地域をつくり、水上村の安心なくらしを守る

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