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由布市まち・ひと・しごと創生推進計画

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概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

【地域の現状】

由布市は2005年10月に、挾間町、庄内町、湯布院町の3町が合併して誕生した。全国屈指の温泉地として知られ年間約380万人の観光客が訪れる観光地でもある由布院温泉を有する湯布院地域、豊かな自然と農村や庄内神楽等の文化的資源を有する庄内地域、県都大分市のベッドタウンであり教育・文化・医療・商業施設等の都市機能が集積する挾間地域は、時代の変遷とともにそれぞれの地域の特色を背景に地域産業が発展してきた。本市の産業別人口は、医療・福祉、宿泊業・飲食サービス業、卸売業・小売業の従業者が突出しており、それに建設業、農林業等が続いている。就業者数は、直近の国勢調査(2015年)では16,339人であり、前回調査(2010年)は16,405人であるため5年間で0.4%減少している。

その要因は景気低迷による雇用機会の減少や生産年齢人口の転出超過が原因の一つであると考えられる。また本市の人口も1985年の35,945人をピークに減少が続いており、直近の国勢調査(2015年)では、34,262人まで落ち込んでいる。国立社会保障・人口問題研究所によると、現状のペースでは2025年には約7.7%減少し、なかでも15歳以上65歳未満の人口である生産年齢人口は同期間に11.9%減少となる見込みである。

本市の自然動態については、自然減少の状態が現在まで続いている。本市の平均寿命は、男性80.8歳、女性86.7歳で今後も続く高齢化の進行とともに、出生数も2009年の315人を最高に、2018年では266名と減少傾向にあり、今後人口の自然減は加速すると見込まれている。その要因は20歳から29歳の女性人口が著しい減少傾向にあり、出産適齢期の女性人口の減少が大きな要因と考えられる。

本市の社会動態の推移を見ると、2005年までの人口は、自然減を社会増で補っていたが、2006年から2010年まで社会増減は拮抗した状況に変わり、2011年から転出超過の傾向が続いていることで人口減少が進行している。2011年以降の年齢別転入・転出者数は、生産年齢人口の転出超過、特に20歳から39歳の若者の転出超過の傾向が顕著である。その要因は雇用機会の少なさに加え、選択肢が少ない事が原因の1つであると考えられる。

労働力の中核である生産年齢人口の減少が進むと、従業員の確保が難しくなってくる。近年、本市の有効求人倍率は1.72(2018年9月)で、県内でも高水準で推移しており、人手不足、後継者不足、働き方改革への対応等の課題に直面している。

【地域の課題】

本市の人口は上記のとおり、現在ではピーク時の1985年の人口の約9割と減少幅は小さいものの、このまま若者の市外への流出(社会減)による人口減少が進行し且つ自然減が加速した場合は、地域コミュニティの運営が難しくなり、また市内経済の衰退が懸念されている。若者が希望する魅力ある雇用機会を創出することで若者の市外への流出を抑制し、基幹産業である観光業・農業への波及効果を与え、市内経済の衰退を防止することが、本市の課題である。

【目標】

これらの課題に対応するため、市民の結婚・妊娠・出産・子育ての希望の実現を図り自然増につなげる。また、移住を促進するとともに、安定した雇用の創出や地域を守り活性化するまちづくり等を通じて、社会減に歯止めをかける。なお、これらに取り組むに当たっては、次の事項を本計画期間における基本目標として掲げる。

・基本目標Ⅰ由布市における安定した雇用を創出する

・基本目標Ⅱ由布市への新しい人の流れをつくる

・基本目標Ⅲ由布市での若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる

・基本目標Ⅳ時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する

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