関連するSDGs目標
概要
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地域再生計画の目標
本市の人口は、戦後の復員やベビーブームに伴って 1947 年に人口が大きく増加し、 1950 年には 107,826 人と人口のピークを迎えています。その後、1955 年から 1975 年 まではやや大きく人口が減少していますが、これは高度経済成長期やバブル経済期に 職を求め都市部などへの流出が進んだと考えられます。
その後は 1985 年まで、人口の減少は比較的ゆるやかになっていますが、1990 年以 降は、少子高齢化などの影響もあり、徐々に人口の減少が加速しています。2015 年国 勢調査によると、人口は 64,408 人となっています。なお、住民基本台帳によると 2021 年8月末時点において、61,524 人となっています。 また、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、本市では今後も人口の 減少が続く見込みであり、2060 年には 2015 年の 41.8%の 26,925 人まで減少すると予 測されています。
年齢3区分別人口では、生産年齢人口が総人口と同様に一貫して減少しており、2060 年には 2015 年(35,223 人)に対して 31.1%の 10,953 人まで減少すると予測されてい ます。年少人口については一貫して減少しており、2060 年には 2015 年(7,604 人)に 対して 33.1%の 2,520 人まで減少すると予測されています。老年人口は増加傾向にあ りましたが、将来的に減少に転じる見込みであり、2060 年には 2015 年(21,451 人) に対して 62.7%の 13,451 人まで減少すると予測されています。
自然動態については、一貫して死亡数が出生数を上回る自然減で、減少幅は増減を繰り返しながら拡大傾向で推移しています。2019 年では出生数 399 人、死亡数 999 人 で△600 人の自然減となっています。合計特殊出生率は国・県よりも高い水準で推移 しており、2013~2017 年で 1.62 となっています。
社会動態については、一貫して転出数が転入数を上回る社会減で、転入数、転出数 ともに増減を繰り返していますが減少幅はほぼ横ばいないし縮小傾向で推移していま す。2019 年では転入数 1,355 人、転出数 1,771 人で△416 人の社会減となっています。
今後、人口減少が加速すると、地域の経済活動が縮小し、雇用環境などが悪化する だけでなく、地域の歴史・文化や地場産業の継承が困難になり、地域のブランド力が 低下を招く恐れがあります。特に中山間地域においては,都市部よりも人口規模が少 ないため、日用品を売る店舗や生活サービスに関連する店舗の経営が悪化する可能性 が都市部よりも高くなります。また、生活に身近な施設や公共交通を維持することが 困難になることが懸念されるほか、防災・防犯面において日常生活の安全性が低下す る可能性があります。更に、税収など市の収入が減少し、扶助費などの支出が増加す るだけでなく、公的サービスを担う民間活力が縮小することにより、公共としての負 担が増大する可能性があります。
これらの課題に対応するため、当地域再生計画は、第2期八女市まち・ひと・しご と創生総合戦略との整合性を図り、人口減少の抑制と交流・関係人口の増加の為に次 の4つの基本目標に取り組むこととします。
基本目標1 八女の資源を活かして経済を活性化し、安定した雇用を創出する
基本目標2 訪れ・住み・交流する新しいひとの流れをつくる
基本目標3 若い世代の結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえる
基本目標4 地域の特性を踏まえて魅力を活かし、安心して暮らせる都市をつくる